”仙石原 すすき草原”
突然ですが、皆様!
仙石原の名所といえば何が思いつきますか?
そうです!すすき草原です!
だけではないんですけどね・・。
しかも時期って秋だよね?って声が聞こえてきそうですが。はい。そうです。
一番の見頃は秋も深まった11月なのです。すすきですから。
では、なぜこの時期に取り上げるのかと言いますと、
2018年の6月6日は”芒種”という日でした。
とても簡単に言いますと、種蒔きのシーズンなのです。
すすきや稲の穂先にある針状の部分を”芒”と呼びまして、種蒔きをするのにこの時期が良いとされています。
遠いむかし。科学も発達していなかったころ。
祈りにより、お払いや願い事、お祝いなどしてきました。
五穀豊穣を願い、田の神に祈る祭事は今も各地で受け継がれています。
「自分で蒔いた種は、自分で刈り取る」という言葉があります。
まぁ、聞けば普通のことですね。元々キリスト教の教えのようなのですが。
現在では、因果応報のようにあまり良くない印象で普及している気がしますが、決してそういった意味だけではなく、
本来はもっと柔らかいニュアンスでして
「自分で蒔いた種なのだから、自分で刈り取れるのですよ」
だとか
「種は蒔かなければ、収穫できない」
というニュアンスもあります。
自分がどんな種を蒔くか。何を刈り取るのか。
怒り・憎しみ・ねたみ・嫉妬
ではなく
喜び・尊敬・幸せ・笑顔
そんな種を蒔いていければ、収穫は楽しみですよね。